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岩手県・胆沢郡金ヶ崎町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧千田正家住宅板倉岩手県胆沢郡金ケ崎町三ケ尻谷地中98

旧千田正家住宅板倉

主屋北側に南面して建つ板倉。木造二階建、切妻造鉄板葺で、建築面積四一平方メートルである。基礎上に土台を廻らし、柱を密に立て、柱間に横板を落とし込む構成とする。南に扉口を開く他は東妻二階のみに窓を設ける。敷地の歴史的景観を形成する板倉である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧千田正家住宅主屋岩手県胆沢郡金ケ崎町三ケ尻谷地中98

旧千田正家住宅主屋

木造二階建、鉄板菱葺で南面して建つ。一階は座敷一〇畳、次の間七畳半で南と西に縁を廻らし、東に食堂、玄関等を配す。二階も和室二室構成とする。軒裏を板軒とし、東半腰部をモルタル塗として丸窓を設けるなど、和洋の要素を調和させた外観を有する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧岩手県知事公舎洋館岩手県胆沢郡金ケ崎町三ケ尻谷地中98

旧岩手県知事公舎洋館

明治四十二年に県知事公舎の洋館の応接部として建てられたもの。玄関奥にホールを設け、応接室や控室を配す。木造平屋建、寄棟造桟瓦葺で、外壁は下見板張とする。応接室の天井は中心飾りから放射状に天井板を張るなど、知事公舎にふさわしい意匠を備えている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎第三棟岩手県胆沢郡金ケ崎町六原蟹子沢16

旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎第三棟

第二棟の北側に東西棟で建つ。木造平屋建、寄棟造鋼板葺で間取りは第二棟と同様。イギリス積の煉瓦基礎や外壁の下見板張、上げ下げ窓やモールディングの付いた額縁など共通した洋風意匠を見せる。第二棟と同じく第一棟に比べやや簡素な構成をとる旧陸軍官舎。