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和歌山県・橋本市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡本家住宅長屋門和歌山県橋本市高野口町九重548
敷地南辺に開く平屋建の長屋門。西は切妻造、東は落棟で入母屋造を接続し桟瓦葺。外壁は漆喰塗仕上で腰は押縁止の縦板張。内部は中央東寄りに高く天井を張った通路を設け、西は納屋、東は三室に仕切り牛小屋や物置とする。間口大きく旧家の表構えを整える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡本家住宅土蔵和歌山県橋本市高野口町九重548
主屋の北西に位置する家財蔵。二階建切妻造平入、置き屋根形式の桟瓦葺で、北に落棟を延ばし、東に下屋を付す。外壁は漆喰仕上で西に窓を二箇所開ける。内部は各階一室の板敷で、北に階段を設ける。重厚な外観が主屋と一体となって歴史的な景観を整える土蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡本家住宅離れ和歌山県橋本市高野口町九重548
主屋の西に建つ平屋建切妻造桟瓦葺の離れ。東に下屋を付し、北東の渡廊下で主屋と接続する。内部は二室続きの座敷とし、南室に床と平書院を備え、東に縁を通し、部屋境には透彫の欄間を入れて飾る。主屋と一体となって南庭を囲み、敷地内の景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡本家住宅主屋和歌山県橋本市高野口町九重548
岩湧山南斜面の農村に所在する旧家の主屋。敷地北寄りに東面して建つ入母屋造茅葺(鉄板仮葺)で南から西へ下屋を廻らす。内部は東を土間とした六間取で、南西室の座敷は付書院のみとする簡素なつくり。軸部木太く大規模な主屋が地域の歴史的景観を形成する。