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和歌山県・御坊市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))薗家住宅片塀和歌山県御坊市薗字新町691
敷地東面の南土蔵から北面の東土蔵に至る、倉庫を兼ねる塀。北東部で西へ折れ曲がる梁間1間平屋建、招き屋根形の本瓦葺で、南端の桁行2間梁間1間半は漬物部屋とする。敷地側南寄りは吹放ちの作業場とし外周は竪板張とする。屋敷構えを印象づける長大な塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))薗家住宅南土蔵和歌山県御坊市薗691
主屋北東に西面して建つ食器などの道具蔵。二階建切妻造妻入本瓦葺で西面南寄りを戸口とし、桟瓦葺の下屋を付す。外壁は漆喰塗仕上とし、腰はモルタル塗仕上。一階は東西二室の板敷とし、西室中央は上部吹抜とする。北に片塀が続き、敷地東辺の景観を形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))薗家住宅東土蔵和歌山県御坊市薗691
敷地北辺の中央部に南面して建つ家財蔵。2階建切妻造平入本瓦葺で、正面に本瓦葺の下屋を付す。外壁は漆喰塗仕上で軒まで塗込める。内部は各階板敷で、一階は東西2室とし、東上部を吹抜とする。外観閉鎖的な土蔵で、西土蔵とともに敷地北辺の景観をつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))薗家住宅西土蔵和歌山県御坊市薗691
敷地北辺の中央位置に南面して建つ、膳などの収納蔵。2階建切妻造平入本瓦葺。外壁は漆喰塗仕上で腰を竪板張とする。各階板敷で1階は東西2室に仕切り、2階は1室とする。窓が小さく閉鎖的な土蔵で、東土蔵と連続し敷地北辺に重厚な屋敷景観をつくる。