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和歌山県・新宮市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧羽根学園熊野高等経理学校校舎和歌山県新宮市丹鶴二丁目7683-51
新宮城跡の南に位置する旧経理学校校舎。通りに西面する木造2階建入母屋造桟瓦葺で玄関ポーチを付し外壁下見板張。一階は中廊下形式、二階は一室の大教室で、東半は鉄骨造の別棟増築部。玄関ポーチに四つ玉算盤の欄間を掲げ、開学時の息吹を伝える洋風校舎。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀和歌山県新宮市高田字前地上ミノ切1702
屋敷地の外周、北、東、西にコ字形に廻る折曲がり総延長約七六メートルの石塀。流紋岩の川原石を幅約一・ニメートル、高さ約一・七メートルに空積の野面積みとし、東と西の各面南寄りを切欠いて出入口とする。防風を兼ねた石塀が地域の特色ある景観を形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)納屋和歌山県新宮市高田1702
主屋の南に北面して建つ納屋。二階建切妻造平入鉄板葺で四周に下屋を付し、東面南寄りは軒を深くつくり、軒下を作業場とする。各階は東西二室に仕切り、一階は牛小屋・便所と物置、二階は各間板敷の物置で束立の和小屋を現す。敷地南の景観を形成する納屋。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵和歌山県新宮市高田1702
敷地南東隅の一段高い位置に北面して建つ家財蔵。二階建切妻造妻入鉄板葺の板蔵で、正面西寄りの戸口に庇を付す。一階北寄り半間を土間の前室とする以外は各階一室の板敷で、小屋組は登梁形式とする。小規模ながら旧杉皮葺の貴重な板蔵で敷地南東景観を形成。