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和歌山県・伊都郡九度山町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))槇尾山明神社摂社弁財天社本殿和歌山県伊都郡九度山町大字九度山字東山新開619-14
本殿の北に建つ一間社春日造銅板葺。正側面に縁を廻し脇障子を建て浜床を設ける。組物は三斗で背面妻飾は豕扠首。身舎と庇は海老虹梁で繋ぐ。本殿よりやや小規模だが形式は同様で、木柄の太さや肘木の面取に古式を示す。本殿と共に産土社の遺風を伝える社殿。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))槇尾山明神社本殿和歌山県伊都郡九度山町大字九度山字東山新開619-14
槙尾山の西斜面に西面して建つ。一間社春日造銅板葺。正側面に縁を廻し脇障子を建て浜床を設ける。組物は三斗で背面妻飾は豕扠首。身舎と庇は海老虹梁で繋ぐ。正面に板唐戸を建て、内部は引違障子で前後に区画。間口二メートルを超える大型の春日造社殿。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡家住宅門屋和歌山県伊都郡九度山町大字入郷字西上ノ山288-1
敷地東面南寄りに建つ長屋門。南北棟の南面入母屋造桟瓦葺で、桁行中央二間に木太い軸部の門口を開き、北に納屋、南に男部屋と牛小屋を設ける。外壁は漆喰壁に与力窓を穿ち、腰を簓子下見板張とする。主屋と矩折れに並び建ち、堂々たる表構えを形成している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡家住宅中門和歌山県伊都郡九度山町大字入郷字西上ノ山288-1
主屋正面西半の主庭を区切り、主屋式台南側に東面して建つ一間腕木門。切妻造銅板葺、木舞打一軒疎垂木で、吹寄せ襷桟付の井桁を二段に重ねた板扉を備える。左右に縦板張の袖塀を付し、南塀は小壁を抜く。端正なつくりで、主屋正面の構えを格調高く整える。