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和歌山県・東牟婁北山村

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))東光寺山門和歌山県東牟婁郡北山村大字竹原字下モ地296

東光寺山門

本堂の東正面に建つ四脚門形式の山門で、棟柱を若干正面側にずらし、薬医門に似た構成とする。切妻造桟瓦葺。柱上には組物を設けず、棟通りは冠木上に棟束三本を立てて斗と実肘木で棟木を受け、妻では棟束に大振りの笈形を付す。伽藍正面の景観を引き立てる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))東光寺本堂和歌山県東牟婁郡北山村大字竹原296

東光寺本堂

桁行九間半梁間六間、切妻造平入で、東面して建つ。方丈型本堂と庫裏を組み合わせた形式で、本堂部は五室、庫裏部は四室からなり、簡素な外観ながら、ケヤキを用いた内陣を中心とした上質な堂内をもつ。両妻にはガンギと呼ばれる板張を設け、地方的特色を示す。