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鳥取県

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))天日名鳥命神社幣拝殿鳥取県鳥取市大畑874

天日名鳥命神社幣拝殿

丘上の式内社の幣拝殿。入母屋造妻入桟瓦葺、正面に入母屋造起り破風の向拝を設け、妻飾懸魚を重ねる。向拝に格天井、縁を三方に廻し、内部一室、背面に切妻造の幣殿を張り出す。原寸図が遺る懸魚は本殿彫刻に比べて伝統的な意匠で、境内の歴史的景観を形成。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))天日名鳥命神社本殿鳥取県鳥取市大畑874

天日名鳥命神社本殿

鹿野城下から鳥取城下への道沿い丘上に所在する式内社。一間社流造銅板葺の床が高い本殿で、四方に縁を廻す。亀腹は石造。全体に装飾は抑制的だが、蟇股等彫刻意匠に近代的な華やかさがある。正面扉に神紋を付す。設計書を備え近代の社殿造営の様相を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))判屋船越家住宅裏門鳥取県米子市天神町二丁目37他

判屋船越家住宅裏門

敷地南辺に南面し、東蔵と西蔵の間に建つ棟門。主柱間に両開きの板戸を吊り、内法上は横連子の欄間とする。下段を絵様付とした二段の腕木を伸ばして軒桁を支持し、屋根は桟瓦葺とする。軸部及び軒廻りとも弁柄塗仕上で、小規模ながらも旧家の格式を示す裏門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))判屋船越家住宅西蔵鳥取県米子市天神町二丁目37他

判屋船越家住宅西蔵

敷地南辺中央に位置する土蔵。土蔵造二階建、切妻造妻入桟瓦葺の南北棟。切石積基礎に建ち、北面を戸口として下屋を付す。西を除く三方に窓を各一箇所開け、外壁は軒裏まで塗込め漆喰塗仕上。北面は腰と窓下を海鼠壁とする。東蔵と共に敷地を構成する土蔵。