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鳥取県・倉吉市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧髙多家住宅主屋鳥取県倉吉市河原町1879-1
打吹山西方にある商家。道路に北面して建つ平屋建切妻造桟瓦葺で、正面に下屋を付す。外壁は真壁造黒漆喰塗で間口一杯を開口とする。東に土間、西に二列六室を配して南西を床付の座敷とし、南に縁を通す。たちの低い古式なつくりで旧商家町の様相を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))賀茂神社本殿鳥取県倉吉市葵町584
倉吉市街地南方の丘陵上に西面して建つ産土社。正面一間、背面二間、側面二間、入母屋造妻入、銅板葺で、四方に高欄付の縁を廻し、向拝一間を設ける。虹梁上部の龍、木鼻の獏、獅子、正面嵌板の獅子、牡丹など、各所を精緻な彫刻で華やかに飾る優美な社殿。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))丸井家住宅塀鳥取県倉吉市越中町2148他
敷地北面の主屋東方に延びる塀。主屋内庭を区切る塀を南方に延ばす。街路側は腰を焼杉竪板張、上部を赤色の真壁とし、主屋内庭部分には貫格子を入れた菱形窓をあけ、中央に潜戸を設ける。敷地側は灰褐色の土壁刷毛引仕上とする。特徴ある街路景観を作る塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))丸井家住宅待合及び塀・袖垣鳥取県倉吉市越中町2149
敷地東辺中央、茶室の東南に位置する。打吹山を借景とした庭園にあって、北から袖垣、腰掛待合、雪隠を配し、鋼板葺の屋根をかける。待合の南北には瓦葺の塀を延ばす。小屋を杉皮野地板、皮付丸垂木に丸太小舞とするなど、庭園景観の一端をなす建築である。