カテゴリで見る
鳥取県・八頭郡八頭町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))太田家住宅門長屋鳥取県八頭郡八頭町富枝字下土居屋敷40
敷地南端を画す門長屋。入母屋造桟瓦葺で、切石積の基礎に腰部は豆砂利洗い出し、上部は白漆喰塗とする。西端に門口を開き、東に居室を配する構成で、東端室は大正四年の郵便局開局に際して改造され、内部にカウンター等を備えるが、外観は旧状を留めている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))太田家住宅新建鳥取県八頭郡八頭町富枝字下土居屋敷40
主屋背面西端に接続する木造平屋建で、周囲に下屋庇を廻らす。入母屋造桟瓦葺で、北から座敷八畳、四畳、六畳を並べ、北東南の三方に広縁を廻らす。付書院が付く床廻りの意匠、天井の高い内法、ヒノキやスギ・マツの良材を多用する点など、質の高い離れである。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))太田家住宅主屋鳥取県八頭郡八頭町富枝字下土居屋敷40
木造二階建で、南東隅に土間玄関を取り、床上部は二列各三室を基本とするが、庭に面した背面側は雁行する内縁を廻らす。表側二階への階段は土間部に設ける。座敷廻りを中心に良材を多用し、各部を透漆仕上げとするなど上質な造りで、大規模近代和風住宅の好例。
国指定文化財(重要文化財)矢部家住宅(鳥取県八頭郡八東町)鳥取県八頭郡八頭町用呂1278番地
鳥取県下における最古の民家の一つで、大庄屋を勤めた農家。保存はよくないが規模や構造は変っておらず、当初の平面(整形六間取り)もほぼ推察できる。土間廻りの架構は豪壮。