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鳥取県・東伯郡琴浦町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))塩谷定好写真記念館新蔵鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1561

塩谷定好写真記念館新蔵

敷地南辺、庭を挟んで主屋と対面し、土蔵造二階建、東西棟の桟瓦葺で、小屋組は登梁形式である。北面に庇を架けて観音扉口を設け、外壁は上部を漆喰塗、腰を海鼠壁とし、内壁は竪板張である。敷地内に現存する蔵では最も新しく、屋敷構成の充実過程を示す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))塩谷定好写真記念館質蔵鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1561

塩谷定好写真記念館質蔵

二階建の土蔵造、南北棟の桟瓦葺で、西面に下屋を架けて扉口を設ける。外壁は上部漆喰塗、腰を海鼠壁とするが、両側面と背面は竪板張である。来待石切石四段積の基礎、扉口上部の波涛文の鏝絵など施工も丁寧。敷地内で最大の土蔵で、屋敷後方の景観を形成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))塩谷定好写真記念館米蔵鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1561

塩谷定好写真記念館米蔵

ギャラリー棟の南に建ち、土蔵造二階建、南北棟の切妻造桟瓦葺で、西に小窓を穿つ。外壁は竪板張で鉢巻を廻らすが、もとは腰を海鼠壁としていた。一部だけに設けた二階床、鉄板を張った内壁など、内部に米蔵らしさを残す土蔵で、屋敷東境の景観を整えている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))塩谷定好写真記念館ギャラリー棟鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1561

塩谷定好写真記念館ギャラリー棟

主屋東隣に連続して建つ木造二階建、東西棟の切妻造桟瓦葺、外壁漆喰塗で、正面に吹放しの下屋を通す。当初は蔵として使い、戦後店舗兼スタジオに改修し、現在は西妻面で主屋と連絡する。小屋は登梁形式である。主屋と調和した外観をもち、町並景観に寄与する。