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岡山県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))由加神社大鳥居岡山県倉敷市児島由加字瑜伽2852
境内南西に位置し、西面して建つ大鳥居。柱間約三・二メートル、高さ約四・七メートル。備前焼の部材を組み上げた春日鳥居で、柱と貫の交差部や島木と笠木の一部などに一体焼成部材を用いる。高度な技術で製作した大規模備前焼作品で地域の象徴的存在の鳥居。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))由加神社三宝荒神社本殿岡山県倉敷市児島由加字瑜伽2852
本殿東隣に南面して建つ方一間、正面入母屋造、背面切妻造、妻入銅板葺。正面に1間向拝を付し、三方に擬宝珠高欄付の縁を廻す。身舎組物は連三斗とし、軒は二軒繁垂木、中備は蟇股。板状の頭貫木鼻など古式なつくりの本殿で、境内の歴史的な景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))由加神社拝殿及び幣殿岡山県倉敷市児島由加字瑜伽2852
倉敷市街南東の瑜加山に位置する神社の拝殿及び幣殿。拝殿は南面して建つ入母屋造平入で正面に3間向拝を設け千鳥破風を付し、前方に向唐破風造向拝を突出する。背面は切妻造銅板葺の幣殿を延ばす。錺金具や彫刻など装飾濃密な向拝を付し独特な形式の社殿。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山成酒造西仕込蔵岡山県井原市芳井町簗瀬字見瀬側23
敷地西端に建つ酒の仕込蔵。2階建切妻造桟瓦葺の南北棟の南に増築棟を延ばし、全体で長大な外観を呈する。外壁は漆喰塗仕上で腰は縦板張とする。中央西寄りの麹室以外は間仕切を設けず広い作業場とする。増築による大規模な姿が造り酒屋の景観をつくる。