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岡山県・倉敷市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧倉敷市庁舎(倉敷市立美術館)岡山県倉敷市中央二丁目236-3

旧倉敷市庁舎(倉敷市立美術館)

倉敷の中心部に建つ、鉄筋コンクリート造の庁舎。地上3階地下1階建で、プレストレストコンクリート梁を多用し、約20メートルの大スパンを実現した。コンクリート打放し仕上の平滑な架構構成を立面に見せた、丹下健三によるモダニズム庁舎建築の好例。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))実際寺外塀及び石垣岡山県倉敷市中島字村内北町516

実際寺外塀及び石垣

敷地東辺から北辺に廻る。外塀は腕木付桟瓦屋根の土塀が納屋北東角から北に延び北東角隅で西へ折れ、北辺では一段低い瓦葺築地塀となる。石垣の東面は乱積で、納屋基礎部と北辺は谷積となる。境内の外周を整える施設である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))実際寺山門岡山県倉敷市中島字村内北町516

実際寺山門

境内南東に南面して建ち、切妻造本瓦葺の薬医門で袖塀として本瓦葺の土塀が付く。本柱は五平で、冠木を載せ、女梁、男梁と組み、出三斗組で桁と梁を支持する。妻は虹梁蟇股で、棟木下に拳鼻を付し、軒は一軒疎垂木である。江戸後期に遡る重厚な山門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))実際寺納屋岡山県倉敷市中島字村内北町516

実際寺納屋

境内の東辺南寄りに西面して建つ。桁行5間、梁間2間の南北棟で、南側を入母屋造、北側を切妻造とし西面の下屋とも本瓦葺とする。外壁は大壁漆喰塗で、外廻りは焼板竪板張とする。1階は土間の3室、2階は板間の二室に仕切る。境内導入部の景観をつくる。