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岡山県・笠岡市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長鋪家住宅内門岡山県笠岡市神島字汁方3042

長鋪家住宅内門

主屋座敷の南西に位置し、庭を区画する門。東面する一間一戸の薬医門で、切妻造桟瓦葺の南北棟。控柱は足固貫、腰貫、頭貫で固め、大斗肘木で受けた男梁上に笈形付大瓶束で棟木を支持。軒は一軒繁垂木、大棟は組棟とする。丁寧なつくりの門で旧家の格を示す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長鋪家住宅内蔵岡山県笠岡市神島字汁方3042

長鋪家住宅内蔵

主屋南に位置する土蔵。二階建切妻造平入本瓦葺の東西棟。北を戸口として庇を付し、窓を二箇所開け、外壁は漆喰塗仕上で出隅と二階腰を海鼠壁。1階は一室の土間で東辺に穀倉を区画し、二階は一室の板敷で家財道具を収納する。重厚な外観が屋敷景観をつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長鋪家住宅主屋岡山県笠岡市神島字汁方3042

長鋪家住宅主屋

神島北東の高台に位置する旧家の主屋。平屋建の東西棟で西寄りは入母屋造本瓦葺で三方に下屋を付して錣葺風とし、東寄りは切妻造桟瓦葺とする。内部は東西に三室を配し、東端室を床構え付き座敷とする。南庭に面して軒を二軒とするなど上質なつくりの主屋。

国指定文化財(登録記念物)清水氏庭園岡山県笠岡市

清水氏庭園

商家の別邸に江戸時代に整えられた池泉庭園。17世紀の生江浜新田干拓後に造られたと考えられ、干拓前は海岸線であった地に位置する。背後に控える急斜面はかつての岸壁で、その前に岩礁由来の露岩やその一部を取り込んだ園池が広がる。