文化遺産オンライン

カテゴリで見る

岡山県・新見市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))戸田家住宅主屋岡山県新見市上熊谷字乙原3563

戸田家住宅主屋

中世山城の麓にあり、長大な石垣を構えた旧家の主屋。つし二階建、入母屋造平入桟瓦葺、二階壁は海鼠壁に虫籠窓を開ける。内部は西を土間、東に六室を配し、南東隅を主座敷として庭に臨む。式台を備え、木柄の太い梁組等に庄屋らしさを留めた豪壮な主屋。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))竹本家住宅長屋及び米蔵岡山県新見市千屋実字オホマヘ619

竹本家住宅長屋及び米蔵

敷地南東隅に建つ二階建、切妻造桟瓦葺の建物。北寄り三間半を真壁造の長屋、南寄り二間を土蔵造の米蔵とする。外観は長屋の腰部と米蔵一階は簓子下見板張、上部は漆喰塗とするが、腰上に松皮菱をあしらった帯を廻らせるなど、左官仕事により意匠を凝らす。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))竹本家住宅主屋岡山県新見市千屋実字オホマヘ619

竹本家住宅主屋

敷地ほぼ中央に東面して建つ。入母屋造桟瓦葺で下屋を四周に廻す。外壁は漆喰塗とするが、赤や青の色漆喰を用いたり、腰に海鼠壁風、北東隅に柱形風の漆喰彫刻などを施し、豊かな装飾を見せる。内部は座敷、広間の天井が高く、備中神楽を奉納したという。

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)鯉ヶ窪湿生植物群落新見市哲西町

鯉ヶ窪湿生植物群落

S54-6-072鯉ヶ窪湿生植物群落.txt: 吉備高原北西辺、標高550メートルに位置する湿原で、古くからの農業用溜池の周辺に分布している。オグラセンノウ、ビッチュウフウロ、ミコシギクなど隔離分布を示す稀少植物のほか、寒地系のリュウキンカ、エゾシロネ、ミズオトギリ、コタヌキモ、ヒメシロネのほか、ムカゴニンジン、アケボノソウ、ツクシミノボロスゲ、トキソウなどが分布する。
 このほかハッチョウトンボも生息しており、中国地方に残存する湿原として学術上の価値は高い。