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岡山県・小田郡矢掛町
国指定文化財(重要伝統的建造物群保存地区)矢掛町矢掛宿岡山県小田郡矢掛町
矢掛町矢掛宿は山陽道の宿場町として栄え、街道沿いには江戸時代後期までに形成された地割に、妻入と平入の町家が混在した変化ある屋並みが見られる。江戸時代の旧本陣と旧脇本陣が重要文化財に指定され揃って残るのは全国唯一で、漆喰塗込の重厚な町家等、江戸時代から近代に建てられた伝統的建造物が良く残り、山陽道の宿場町の歴史的風致を良く伝える伝統的建造物群保存地区。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))洞松寺水路石垣及び石橋岡山県小田郡矢掛町横谷字舟木谷3796
山門北側に東西に流れる水路の石垣と、その中央に架かる石橋である。石垣は長さ17mの水路両面に割石乱積で築かれ、石橋は幅2.8m長さ1.5mで、反橋状に削った花崗岩の桁石を並べ、両端材に耳を造り出す。禅院入口の結界を象徴的に示している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))洞松寺二ノ門岡山県小田郡矢掛町横谷字舟木谷3774-1
山門から250m北方の参道に建ち、桁行3.0m梁間2.7m、切妻造本瓦葺である。正・背面は方柱を虹梁で繋ぎ、側面は腰下を開放とし、上部は柱筋外側を壁として内側を浅い仏壇とする。また軒先まで漆喰で塗り込めるなど、特異な形式で風格のある表門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))洞松寺門及び土塀岡山県小田郡矢掛町横谷字舟木谷3796
月泉院西面に開く門と、その左右に矩折れに伸びて月泉院を囲む土塀、及び山門両側に築かれた土塀からなる。門は、1間棟門、切妻造桟瓦葺で、舞良戸を両開に吊る。土塀は総延長75m、壁は漆喰で仕上げる。端正な意匠の土塀が境内景観を引き締める。