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国指定文化財(登録有形文化財(建造物))ヤマモトロックマシン(旧山本鉄工所)旧研究室棟広島県庄原市東城町東城字下町36他

ヤマモトロックマシン(旧山本鉄工所)旧研究室棟

事務所兼主屋の東に位置する旧研究開発棟。切妻造平入桟瓦葺東西棟で、側廻りに上部半円アーチの縦長窓を開け、外壁モルタル掻落仕上。内部中央は板敷の研究室で、北と南の土間通路沿いにそれぞれ戸口と窓を開ける。削岩機製造の起点となった洋風の研究室棟。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))ヤマモトロックマシン(旧山本鉄工所)旧本社事務所兼主屋広島県庄原市東城町東城字下町36他

ヤマモトロックマシン(旧山本鉄工所)旧本社事務所兼主屋

東城の新町筋に西面して建つ削岩機製造会社の事務所兼主屋。2階建片寄棟造桟瓦葺で外壁モルタル掻落仕上、腰を石貼。二階に出窓を張出し、丸窓など幾何学的意匠で飾る。正面側は事務所に改修し、背面側に和室の居住部を残す。独特な外観が通りの景観を形成。

国指定文化財(重要文化財)旧大浜埼通航潮流信号所施設 検潮器浪除塔広島県尾道市因島大浜町字大立場

旧大浜埼通航潮流信号所施設 検潮器浪除塔

瀬戸内海の狭水道、布刈瀬戸に面した因島の北東端に位置する。航行船舶に交通状況や潮流の方向を告知するため設置した通航潮流信号所施設。明治43年の設置時に、通航信号塔及び昼間潮流信号機、検潮器浪除塔を新築し、同27年建設の灯台を転用して夜間潮流信号塔とした。通航信号塔は屋根上に3つの角塔を並べ、木板で○△□の記号を表示して対向船舶の位置を知らせた。現存唯一の木造信号塔として貴重。夜間潮流信号塔は信号所の廃止後、灯台として再度点灯した。近代交通標識の主要な施設が集約された本施設は、船舶の安全航行を支えた施設群として近代海上交通史上、価値が高い。

国指定文化財(重要文化財)旧大浜埼通航潮流信号所施設 夜間潮流信号塔(大浜埼灯台)広島県尾道市因島大浜町字大立場

旧大浜埼通航潮流信号所施設 夜間潮流信号塔(大浜埼灯台)

瀬戸内海の狭水道、布刈瀬戸に面した因島の北東端に位置する。航行船舶に交通状況や潮流の方向を告知するため設置した通航潮流信号所施設。明治43年の設置時に、通航信号塔及び昼間潮流信号機、検潮器浪除塔を新築し、同27年建設の灯台を転用して夜間潮流信号塔とした。通航信号塔は屋根上に3つの角塔を並べ、木板で○△□の記号を表示して対向船舶の位置を知らせた。現存唯一の木造信号塔として貴重。夜間潮流信号塔は信号所の廃止後、灯台として再度点灯した。近代交通標識の主要な施設が集約された本施設は、船舶の安全航行を支えた施設群として近代海上交通史上、価値が高い。