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広島県・広島市南区

国指定文化財(重要文化財)旧広島陸軍被服支廠倉庫施設 一三番庫広島県広島市南区出汐2丁目827

旧広島陸軍被服支廠倉庫施設 一三番庫

日露戦争後、陸軍における兵站施設の充実のため大正3年に建設された。陸軍本省が設計を掌り、陸軍大臣の令達により第五師団が実施設計と工事を担った。柱や梁、スラブなど主な構造を鉄筋コンクリート造、外壁などを煉瓦造とする希少な建造物で、鉄筋コンクリート造として現存最古級。特異な形状の鉄筋を用いるカーン式鉄筋コンクリートの遺構としても希少。基礎に場所打ちコンクリート杭の嚆矢であるコンプレッソル杭を採用し、屋根はモルタル製の桟に引掛桟瓦を葺くなど、先駆的な技術を用いる。被爆後に臨時救護所となり、以降も継続して使用されてきた被爆建物である。旧陸軍被服廠の関連施設のうち、現存唯一の遺構としても歴史的価値が高い。

国指定文化財(重要文化財)旧広島陸軍被服支廠倉庫施設 一二番庫広島県広島市南区出汐2丁目827

旧広島陸軍被服支廠倉庫施設 一二番庫

日露戦争後、陸軍における兵站施設の充実のため大正3年に建設された。陸軍本省が設計を掌り、陸軍大臣の令達により第五師団が実施設計と工事を担った。柱や梁、スラブなど主な構造を鉄筋コンクリート造、外壁などを煉瓦造とする希少な建造物で、鉄筋コンクリート造として現存最古級。特異な形状の鉄筋を用いるカーン式鉄筋コンクリートの遺構としても希少。基礎に場所打ちコンクリート杭の嚆矢であるコンプレッソル杭を採用し、屋根はモルタル製の桟に引掛桟瓦を葺くなど、先駆的な技術を用いる。被爆後に臨時救護所となり、以降も継続して使用されてきた被爆建物である。旧陸軍被服廠の関連施設のうち、現存唯一の遺構としても歴史的価値が高い。

国指定文化財(重要文化財)旧広島陸軍被服支廠倉庫施設 一〇番庫広島県広島市南区出汐2丁目827

旧広島陸軍被服支廠倉庫施設 一〇番庫

日露戦争後、陸軍における兵站施設の充実のため大正3年に建設された。陸軍本省が設計を掌り、陸軍大臣の令達により第五師団が実施設計と工事を担った。柱や梁、スラブなど主な構造を鉄筋コンクリート造、外壁などを煉瓦造とする希少な建造物で、鉄筋コンクリート造として現存最古級。特異な形状の鉄筋を用いるカーン式鉄筋コンクリートの遺構としても希少。基礎に場所打ちコンクリート杭の嚆矢であるコンプレッソル杭を採用し、屋根はモルタル製の桟に引掛桟瓦を葺くなど、先駆的な技術を用いる。被爆後に臨時救護所となり、以降も継続して使用されてきた被爆建物である。旧陸軍被服廠の関連施設のうち、現存唯一の遺構としても歴史的価値が高い。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))広島大学附属中・高等学校講堂(旧制広島高等学校講堂)広島県広島市南区翠1-1-1

広島大学附属中・高等学校講堂(旧制広島高等学校講堂)

旧制広島高等学校の講堂として昭和2年に建築されたもので,正面に車寄が付く。外壁は石造風に仕上げ,1・2階通しの柱型付きとし軒先に装飾タイルを貼る。全体として様式建築を簡素にまとめた意匠構成となるが,仕事は丁寧で技術的に見るべき点は多い。