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広島県・尾道市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小林家住宅主屋広島県尾道市長江二丁目1125-1

旧小林家住宅主屋

長江通り東側の石垣上に建ち、洋画家小林和作が晩年まで居住した主屋。二階建入母屋造平入桟瓦葺で南を玄関、西の一部を石垣上に張出し、南東に八畳と茶室を延ばし、全体を矩折の平面とする。二階はアトリエとして用い、西面に掃出窓を開けた眺望優れた主屋。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小野産婦人科医院広島県尾道市十四日元町514-3

旧小野産婦人科医院

尾道の中心部に位置する旧産婦人科医院。隅切した角地に建つ木造三階建寄棟造鉄板葺で一階は診察室や手術室、二階は病室、三階は居住用和室を配す。外観モルタル吹付仕上、腰は釉薬スクラッチタイル貼。庇や付柱など直線的構成で角地を強調した外観が印象的。

国指定文化財(重要文化財)旧大浜埼通航潮流信号所施設 検潮器浪除塔広島県尾道市因島大浜町字大立場

旧大浜埼通航潮流信号所施設 検潮器浪除塔

瀬戸内海の狭水道、布刈瀬戸に面した因島の北東端に位置する。航行船舶に交通状況や潮流の方向を告知するため設置した通航潮流信号所施設。明治43年の設置時に、通航信号塔及び昼間潮流信号機、検潮器浪除塔を新築し、同27年建設の灯台を転用して夜間潮流信号塔とした。通航信号塔は屋根上に3つの角塔を並べ、木板で○△□の記号を表示して対向船舶の位置を知らせた。現存唯一の木造信号塔として貴重。夜間潮流信号塔は信号所の廃止後、灯台として再度点灯した。近代交通標識の主要な施設が集約された本施設は、船舶の安全航行を支えた施設群として近代海上交通史上、価値が高い。

国指定文化財(重要文化財)旧大浜埼通航潮流信号所施設 夜間潮流信号塔(大浜埼灯台)広島県尾道市因島大浜町字大立場

旧大浜埼通航潮流信号所施設 夜間潮流信号塔(大浜埼灯台)

瀬戸内海の狭水道、布刈瀬戸に面した因島の北東端に位置する。航行船舶に交通状況や潮流の方向を告知するため設置した通航潮流信号所施設。明治43年の設置時に、通航信号塔及び昼間潮流信号機、検潮器浪除塔を新築し、同27年建設の灯台を転用して夜間潮流信号塔とした。通航信号塔は屋根上に3つの角塔を並べ、木板で○△□の記号を表示して対向船舶の位置を知らせた。現存唯一の木造信号塔として貴重。夜間潮流信号塔は信号所の廃止後、灯台として再度点灯した。近代交通標識の主要な施設が集約された本施設は、船舶の安全航行を支えた施設群として近代海上交通史上、価値が高い。