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山口県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長尾八幡宮鳥居山口県大島郡周防大島町大字西安下庄字宮崎11432-1他
![長尾八幡宮鳥居](https://bunka.nii.ac.jp/heritage/43967/_530679/43967_530679728423690846106_300.jpg)
境内南東の参道入口に建つ石造の明神鳥居。柱間5・7メートル、高さ6・9メートル、内転びの円柱に貫を通し、頂部に反りのある島木と笠木を載せ、正面貫上に社名を刻んだ石製の扁額を掲げる。境内の入口に象徴的に建ち、参道の歴史的な景観を形成する鳥居。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長尾八幡宮御幸橋山口県大島郡周防大島町大字西安下庄字神南2649
![長尾八幡宮御幸橋](https://bunka.nii.ac.jp/heritage/43967/_530678/43967_530678451009745004805_300.jpg)
境内中央に広がる池に架かる橋。橋長四・三メートル、幅員四・三メートルで、緩やかに反る鉄筋コンクリート造の床版両端に石製高欄を組み、高欄狭間に木瓜状に彫出す石版を嵌める。防火用貯水池建設の一環で架橋し、境内整備の歴史を物語る太鼓橋形式の橋。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長尾八幡宮手水舎山口県大島郡周防大島町大字西安下庄字神南2649
![長尾八幡宮手水舎](https://bunka.nii.ac.jp/heritage/43967/_530677/43967_530677416087372119933_300.jpg)
境内中央、参道の北に建つ切妻造桟瓦葺の手水舎。礎石上に柱を四方転びに立て、虹梁形頭貫で固める。台輪上に大斗肘木を組み、軒は一軒疎垂木。両妻拝に蕪懸魚を付す。内部中央に水盤据え、化粧軒裏を現す。装飾少なく、簡素ながらも境内景観をつくる手水舎。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長尾八幡宮透塀山口県大島郡周防大島町大字西安下庄字神南11431-2
![長尾八幡宮透塀](https://bunka.nii.ac.jp/heritage/43967/_530676/43967_530676679379332769389_300.jpg)
本殿の南北両脇に延び、本殿域を区画する透塀。切石積基壇上に建つ、切妻造銅板葺で、北・南の端部を西へ一間延ばす。軒は腕木で支持し、柱間に菱格子、欄間に吹寄の襷桟を建て、腰に横板を嵌める。軽快なつくりで、本殿周囲の歴史的な景観に寄与する透塀。