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山口県・防府市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))清水家住宅主屋山口県防府市大字富海字東町2657
旧山陽道富海宿の角地に北面して建つ。つし二階建桟瓦葺の町家で、通り土間と六間取の床上部、東へ張出す角座敷、背面に附属する台所と隠居部屋からなる。正面に下屋を設け、漆喰塗込めの二階軒を繰形付の持送で支える。宿場町の景観を伝える上で重要な町家。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山内家住宅門及び塀山口県防府市栄町2-1222-1他
敷地北面西寄りの門と、敷地を囲む塀。棟門形式の門は控柱及び袖壁付で、板戸引違とする。塀は桃色煉瓦と呼ばれる炭滓煉瓦による煉瓦塀で、半枚厚長手積とし、内側に柱形を付け、北面頂部には鋸歯状の装飾を施す。表構えを整える門と塀で、地方的特色を備える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山内家住宅納屋山口県防府市栄町2-1223-1
敷地の北側東寄り、女衆部屋に接続する、桁行四間半梁間半間、切妻造の物置。東一間を外便所とし、他は幅一間、奥行半間の物置として、南側の引違戸から使用する。外部は竪板張とし、女衆部屋とともに北面の敷地境界の塀を兼ねる。屋敷を囲む景観要素の一つ。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山内家住宅女衆部屋山口県防府市栄町2-1223-1
敷地の北側に位置する、桁行三間梁間一間半、切妻造桟瓦葺の長屋。女性使用人の住まいとして利用された。外観は竪板張とし、四畳半の部屋を二室並べ、南側を上がり口とする。天井は棹縁天井とするが北半と南半で棹縁の方向を変える。邸宅内の付帯施設。