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徳島県・小松島市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))立江寺多宝塔徳島県小松島市立江町字若松13
四国霊場十九番札所の境内南方に建つ多宝塔。下層は本瓦葺で方三間の周囲に縁を廻らし組物出組、二軒繁垂木。上層は円形平面で本瓦型銅板葺。四手先組物で軒は二軒扇垂木。内部の四天柱内は折上格天井。板支輪や腰組蟇股の彫刻などが装飾的な近代の多宝塔。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大正館店舗兼主屋徳島県小松島市小松島町字外開7-11
小松島市中心市街地にあり北面する町家。間口六間半で中央に通り土間を通し、西半をミセや旧倉庫とし、東半に帳場やオモテなど四室を配する。二階には平書院を備えた上質な座敷飾りを備える。正面の出格子や二階の手摺など港町の歴史的景観をよく伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))地蔵寺寳珠院西塀徳島県小松島市松島町字松島104
敷地の西側を画す土塀。北端は蔵の西南隅に、南端は正面側の塀に接する。延長二五メートルで、高さは三・六メートル。表側の塀の高さまでの腰部を竪板張、上部を漆喰塗とし、桟瓦を葺く。長い白漆喰塗の壁で、地域の景観を形づくっている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))地蔵寺寳珠院中門及び塀徳島県小松島市松島町字松島104
主屋玄関脇から真南に伸びて表側の塀とを結び、内庭を区画する。総延長七・一メートルの桟瓦葺で、基礎石上に竪板を羽重ねに張り、上部は漆喰塗として竹連子の欄間を設ける。中央部には間口一間、両開き板戸の塀中門を開く。敷地の景観を整える塀である。