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徳島県・阿南市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))椿八幡神社本殿徳島県阿南市椿町浜1-1

椿八幡神社本殿

市南東部の椿町中心部の境内奥に北面して建つ。一間社流造檜皮葺(鉄板仮葺)で、四周縁を腰組で支持する。組物は柱上の斜め方向にも手先を出す尾垂木付二手先の詰組、妻飾は二重虹梁。組物間や扉回りを彫刻で密に飾る。複雑な構造と豊かな装飾をもつ社殿。

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)若杉山辰砂採掘遺跡徳島県阿南市

若杉山辰砂採掘遺跡

弥生時代後期から古墳時代前期にかけて朱の原料である辰砂の採掘を行った遺跡。岩盤を打ち割り辰砂を採掘した採掘場と,採掘に伴い廃棄されたズリ場からなる。我が国古代において顔料として重用された朱の原料の採掘の在り方を示す遺跡として重要。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))太龍寺鐘楼門徳島県阿南市加茂町竜山1他

太龍寺鐘楼門

本坊から本堂に上る石段途中に東面して建つ。三間一戸楼門、入母屋造銅板葺。下層は貫で固め、台輪上に出組とし、門扉を持たない。梵鐘を吊る上層は周囲竪板壁とし、正背面中央間に花頭窓を開く。組物出三斗、軒は二軒扇垂木とし、彫刻は時代的特色を表す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))太龍寺仁王門徳島県阿南市加茂町竜山1他

太龍寺仁王門

境内東端に東面して建ち、三間一戸八脚門、入母屋造銅板葺で、両脇間後方に仁王像を安置する。円柱を頭貫と腰貫で固め、台輪上に出三斗を据え、軒は二軒繁垂木とする。中央間には絵様虹梁を架け装飾性を高める。山上伽藍の入口を画すに相応しい意匠を持つ。