文化遺産オンライン

カテゴリで見る

徳島県・吉野川市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村田旅館蔵徳島県吉野川市美郷字古土地131-4

村田旅館蔵

本館から客室棟を挟んで背後の西方に建つ。土蔵造二階建で、桁行五・七メートル梁間四・三メートルである。小屋組は登梁形式とし、二階内法が比較的高い。東正面一階には腕木を出して庇を設ける。敷地形状を利用し、背後の川と相まって、歴史的景観をなす。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村田旅館本館徳島県吉野川市美郷字古土地134-2

村田旅館本館

四国山地の山間部に位置する店舗兼旅館。一階に店舗、二階に客室用の座敷を配し、二階は敷地の高低差のため、背面側から直接に出入りができるようになっている。座敷は八畳と六畳からなり、外廻りに高欄をまわすなど山間地における旅館の風情を醸している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))西圓寺本堂徳島県吉野川市鴨島町麻植塚365

西圓寺本堂

洋行した当時の住職が椅子式仏堂への指向を提唱し、外観にも洋風意匠を取り入れた。内陣部は和風の入母屋造平入とするが、外陣部分は正面入母屋の妻を半切妻形式とし、正面に車寄を付ける。壁は洋風の横板張で壁面に上下窓を配する。独創的な形式の真宗本堂。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))尾崎家住宅石倉徳島県吉野川市美郷字中谷189

尾崎家住宅石倉

四国山地の山間に位置する。桁行7.1m梁間6.5mの石造2階建、切妻造桟瓦葺。近くを流れる東谷川の青石を積み上げ、東面に出入口を穿つ。厚さは足下で1.4m。隅は算木積。内部は三和土で、荒壁塗。山の木立を背景として安らぎある景観をなす。