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徳島県・板野郡松茂町
国指定文化財(重要有形民俗文化財)阿波の和三盆製造用具板野郡松茂町中喜来字中須20-2
わが国における製糖は、江戸幕府の奨励により、四国地方だで行われてきた。旧来の製法による和三盆は、阿波・讃岐の境界地域でわずかに製造されており、特に阿波では、甘藷の栽培から製糖までが一貫して行われ、独自の用具も考案されている。この資料は、江戸時代から明治年間にかけての、甘蔗栽培から製糖までの用具類を収集したものである。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧大磯家住宅徳島県板野郡松茂町広島字北川向四ノ越29-1
阿波之里に移築保存され工芸館として利用されている。大磯家は藍製造とその商取引で栄えた家として知られる。住宅は切妻造,瓦葺で漆喰で塗り込めた主体部の四方に瓦葺の庇を廻した形になる。太い柱梁を用いた架構に特徴がある。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧樫野家住宅徳島県板野郡松茂町広島字北川向四ノ越29-1
徳島空港に近い阿波之里に移築保存され迎賓館として利用されている。樫野家は石灰販売で栄えた家で,住宅は入母屋造,2階建の大規模な建物。良質な材料をふんだんに用いた建物で,1階に広間を持つことや2階のせいが高い外観等に特徴がある。