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香川県・丸亀市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))妙法寺山門(勅使門)香川県丸亀市富屋町9
丸亀城北側の城下町に所在する天台宗寺院の四脚門。本堂正面の伽藍東面に開く。切妻造本瓦葺で多種の役瓦で飾る。一軒繁垂木で柱梁とも木柄太く重厚。門扉は欅一枚板に襷桟と寺紋付。主柱頭貫彫刻の波兎は見所で、虹梁や木鼻含めて塩飽大工による仕事は優秀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三所神社幣拝殿香川県丸亀市本島町生ノ浜字浦内635
塩飽諸島本島の生ノ浜浦に所在する神社の拝殿及び弊殿。正面三間側面二間、入母屋造本瓦葺、正面に千鳥破風、唐破風向拝を重ねる。背面に弊殿を張り出し、本殿と接続する。水引虹梁、蟇股、手挟、向拝の彫刻に技量を示す。塩飽大工活動末期の社殿として貴重。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三所神社本殿香川県丸亀市本島町生ノ浜字浦内635
塩飽諸島本島の生ノ浜浦に所在する神社本殿。一間社流造、本瓦葺で二重切石基壇、亀腹上に建つ。正側面に高欄付切目縁を廻らし、身舎両袖に脇障子を建てる。板支輪の彫刻、手挟や木鼻の丸彫彫刻等、いずれも巧緻で躍動感があり塩飽大工の力量が示される。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧難波酒造店舗兼主屋兵庫県神崎郡神河町中村砂山161
旧但馬街道の宿場町に西面して建つ。大規模な二階建入母屋造平入で、四周に下屋を廻す。南を土間、北を三列構成の床上部とし、上手の座敷二室には上質な座敷飾を備える。正面の出格子や虫籠窓など町家の意匠をよく残し、旧街道の歴史的景観の核となっている。