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香川県・綾歌郡綾川町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))苧坂家住宅長屋門香川県綾歌郡綾川町西分字東浦谷1443
丘陵地に占める敷地の南端に南面して建つ。桁行17m梁間5.0mの木造平屋建、入母屋造本瓦葺。中央西寄りに門口を開き、その西に使用人部屋、東に馬小屋と物置を配す。腰に下見板を張り、軒までを土壁で塗り込める。山間の集落に、威風ある姿を残す。
国指定文化財(重要無形民俗文化財)滝宮の念仏踊
この芸能は、念仏踊の一種であり、滝宮神社、滝宮天満宮の社前で踊られるのを恒例とするが、旱魃の年には、雨乞いを祈願して臨時に踊られることもある。
伝承では、菅原道真が当地の国司であった時、雨乞いの願が成就して大雨が降り、喜んだ住民の歓喜踊躍したのがこの踊のはじまりともいい、また道真の亡魂を慰めるため念仏を唱えるようになったともいう。
芸態は、世話役、下知役、子踊、外鉦、笛、太鼓、鼓、法螺貝、願成就役などの各役が列を正して道中芸を示し、神社に練り込んだ後、下知【げち】役の合図で大団扇【うちわ】を振りかざし、願成就役の発声で「ナッバイドォヤ」と唱えながら囃子に合わせて踊る。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))綾菊酒造西酒蔵香川県綾歌郡綾川町山田下字桜本3393-1
仲酒蔵に並列して南北棟で建つ。桁行16m,梁間13m規模,切妻造,桟瓦葺の2階建酒蔵の南方に,棟を高くした桁行19m,梁間14m,切妻造,赤色桟瓦葺の酒蔵を繋げる。国道に面する西面南方部は2段の窓を設けた縦板張の外装をよく残している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))綾菊酒造(旧泉谷酒造場)離れ座敷香川県綾歌郡綾川町山田下字桜本3393-1
東酒蔵の東南方に位置する。酒造場の接待用座敷で,事務所の東方に接続して東西棟で建つ。桁行2間半,梁行3間規模,寄棟造,桟瓦葺の木造平屋建で,南面の軒先を一段落とした錣葺とする。内部9畳の小規模施設であるが,酒造場の往時の様子を今に伝え貴重。