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愛媛県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村上家住宅御成門及び東塀愛媛県新居浜市大島甲137
表門の東に建つ御成門とその東から北へ折れ曲がる土塀。御成門は切妻造平入本瓦葺で門口に両開板扉を吊り、欄間は横連子とする。東塀は折曲がり延長8・3メートル、桟瓦葺屋根で外壁は白漆喰塗仕上とする。表門と並び建ち旧家の格式ある屋敷構えを形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村上家住宅表門及び南塀愛媛県新居浜市大島甲137
主屋前方に建つ表門とその両脇に延びる塀。表門は切妻造平入桟瓦葺で冠木上に束を立て棟木を受ける。門口には両開板扉を吊り、西脇に潜戸を設ける。南塀は桟瓦葺土塀で外壁は漆喰仕上、腰はモルタル塗仕上。通りに面し間口広い門構えとし、旧家の風格を示す。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村上家住宅主屋愛媛県新居浜市大島甲137
大島の集落中心部にある旧家の主屋。敷地中央に南面するつし二階建入母屋造平入本瓦葺で、南面東寄りに起り付き切妻屋根の式台玄関を構える。内部は西に土間、東に二列四室並べ、南東に角座敷を延ばす。塗込出格子を付した重厚な外観が旧家の風格を伝える。
国指定文化財(重要文化財)釣島灯台 旧倉庫愛媛県松山市泊町1433番
忽那諸島の釣島に建つ石造の洋式灯台。明治6年の建設で高さは9.9m。兵庫の開港にあわせて瀬戸内海に建設された灯台の一つ。「日本の灯台の父」と呼ばれる英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンが明治元年の来日直後に、立地選定から建設まで主導した我が国最初期の洋式灯台の一つである。航行の難所である伊予灘と安芸灘を行き交う船舶の安全を、明治初期から守り続けてきた洋式灯台として、近代海上交通史上、価値が高い。旧官舎、旧倉庫といった関連施設が、敷地を構成する石垣と共に良好な状態で残る点でも貴重である。