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愛媛県・今治市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧八木商店本店表塀愛媛県今治市波止浜二丁目406-2他
店舗から南に延びる通りに面した表塀。柱を半間毎に立て鉄棒の控えをとり、腰は板張、上部は土壁で欄間に開口を開く。屋根は桟瓦葺。離れ位置から高さを低め、離れ両脇に潜戸を設けて庇を架ける。総延長28メートル。蟹工船で財をなした豪商の表構えを形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧八木商店本店離れ愛媛県今治市波止浜二丁目406-1他
敷地南西に位置する隠居屋。表塀越しに見える平屋建で切妻造桟瓦葺。L字形平面で西に続き間座敷、南に水屋付4畳半茶室を配置。茶室は床柱を赤松の皮付丸太とし下地窓を開けるが、南西面には大きなガラス障子を建て明るく安らいだ風情。庭からの点景をなす。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧八木商店本店内蔵愛媛県今治市波止浜二丁目406-1他
住居棟南に接続する内蔵。土蔵造二階建、切妻造本瓦葺。切石積基壇上に建ち、壁は鉢巻まで漆喰塗込め、腰は竪板張。東面の土戸の開口枠を花崗岩で精緻につくる。内部は1、2階とも1室で、書類や貴重品を収納。小屋組はキングポストトラス。庭の景観を形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧八木商店本店住居棟愛媛県今治市波止浜二丁目406-1他
座敷棟の西に建つ住居棟。寄棟造で通り土間両脇を切妻造とする桟瓦葺。通り土間の北に台所、南に玄関の間、居間、茶の間を並べ、奥には続き間座敷等四室を配する。座敷は赤松の床柱の床棚を備え、襖を菊文の布張、欄間を菊透彫とした、寛いだ空間をつくる。