東西７０ｍ、南北５４ｍの墳丘に２基の横穴式石室をもつ四国最大の長方形墳である。横穴式石室についてもともに全長１０ｍ以上であり、四国最大級の規模を誇る。７世紀前半の古墳とされ、当該地域においては最後の大規模古墳である。

通り沿いに南北棟で建つ。切妻造桟瓦葺、桁行12ｍ梁間5.9ｍの木造2階建。下部をモルタル仕上げ、上部を漆喰仕上げとし、隅を算木石積風に装飾。通り側に小庇付の窓を3所に設け、上部に福田幸平作という「玉を掴んだ龍」の鏝絵を飾る。

通りの南に占める敷地に東面して建つ。中央に玄関を張り出し、南に平屋建、北に2階建を配する。入母屋造桟瓦葺、木造で、建築面積211㎡。1階は2列各4室を配し、周囲に縁をまわし、西前室に座敷飾りを備える。銘木を確かな技術で施工した近代和風住宅。

天然紀念物調査報告（植物之部）第六輯　八頁　參照
天然紀念物解説　一八一頁
いぶき Juniperus chinensis h. ノ一大巨樹ニシテ地上三尺ノ高サニ於テ幹ニ一大瘤アリ瘤ノ直下（地上三尺）ノ幹圍二丈七尺瘤ノ直上部（地上七尺）ノ幹圍二丈一尺アリ