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愛媛県・北宇和郡松野町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))正木本店会所場・釜場・煙突愛媛県北宇和郡松野町大字松丸86
貯蔵庫と仕込庫の入隅に建つ。貯蔵庫西面で釜場が接し、北に一二畳半の会所場を張り出し、全体に切妻造の屋根を大きく架ける。釜場内に建つ煙突は、一辺一・八メートルの正方形平面をもつ煉瓦造で高さ一四メートルあり、酒造場に相応しい景観を形成している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))正木本店生酒庫愛媛県北宇和郡松野町大字松丸86
仕込庫の北に東西棟で平行する。桁行一三・五間、梁間四間、平屋建で、東に梁間二間の検査室を張り出す。屋根は切妻造、桟瓦葺とする。小屋組はキングポストトラスとし、筋交や方杖で補強し、広い梁間を構成する。安定した採光を確保するため北面に窓を穿つ。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))正木本店仕込庫愛媛県北宇和郡松野町大字松丸86
貯蔵庫の西に東西棟で直交する。桁行一二間、梁間六間、二階建で、屋根は切妻造、桟瓦葺とする。内部は、一室で、一階階高は四メートルあり、中央二列に直径二七センチメートルで磨き丸太のままのスギ材の柱を二間毎に立て二階床組を支える大規模な仕込庫。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))正木本店貯蔵庫愛媛県北宇和郡松野町大字松丸86
店舗部の北に続く貯蔵庫。梁間四間で、桁行一一間半の平屋建部と桁行四間の二階建部からなり、いずれも切妻造、桟瓦葺である。内部は一室で鉄骨の梁を用いて小屋組を造る。外壁は漆喰塗腰板張で、塗込の格子窓を要所に穿ち、街路からの景観を特徴付ける。