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高知県・安芸市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))津田家住宅門及び塀高知県安芸市土居字西木戸838他

津田家住宅門及び塀

敷地南面の路地沿いに建つ。塀は瓦を密に用いた練塀で、基礎は自然石積、屋根は桟瓦葺とする。門は塀東端に開き、東側を附属屋と接続する切妻造桟瓦葺の棟門で、冠木上に渡した三本の腕木で軒桁を受ける。武士住宅を思わせる、風格ある表構えを形成している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))津田家住宅附属屋高知県安芸市土居字西木戸838他

津田家住宅附属屋

敷地東南隅にあり、主屋南面東端に接続して建つ。東西棟の平屋建、切妻造桟瓦葺、基礎切石積。外壁は縦板張で小壁を漆喰塗とし、南面中央に高窓を設ける。内部はもと一室で、診療室に利用した。街路沿いの角地にあって旧武家町の歴史的景観を形成している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))津田家住宅主屋高知県安芸市土居字西木戸838他

津田家住宅主屋

土居廓中西側の旧武家地にある。主屋は敷地東北隅に南面して建つ切妻造桟瓦葺妻入の平屋建で、西面北半に寄棟造の座敷棟を出し、四周に下屋を廻す。内部は田字形平面で、南面西端を玄関、街路沿いの東端を土間とする。武家地の景観を継承する近代の和風住宅。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))前田家住宅土塀高知県安芸市本町5-1736-8

前田家住宅土塀

主屋南西端に接続し、敷地の西面を画する。南北棟桟瓦葺。北半を主屋南面庇の軒高に揃え、南半を高さを抑えて連ねる。全体を土佐漆喰で塗込めており、棟にはひも漆喰を施して台風等から守る工夫がなされる。東面では左桟瓦を使用し、地方的特色を示す。