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高知県・香南市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小松家住宅井戸高知県香南市赤岡町字本町北ノ東772-1

旧小松家住宅井戸

主屋北に位置し酒造用の良水を供した井戸。深さ9メートル、円筒形井筒を砂岩切石で積み、井戸枠は砂岩板四枚を合欠に組み鉄の丸太枘を入れる。井戸廻りは御影石を敷並べ、周囲の溝は縁を青石、底は煉瓦敷。東方の煉瓦積排水枡とともに一連の構えを残す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小松家住宅表門及び煉瓦塀高知県香南市赤岡町字本町北ノ東772-1

旧小松家住宅表門及び煉瓦塀

主屋から西へ延び、北へ折れて土蔵南面に取り付く煉瓦塀である。南面の主屋際に腕木門の表門、西面の土蔵寄りにアーチ門を開く。イギリス積とし、内側に控壁を配す。西面は軒蛇腹を迫出し、上部に軒唐草の桟瓦を葺く。街道沿いに重厚な景観を形成する煉瓦塀。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小松家住宅土蔵高知県香南市赤岡町字本町北ノ東772-1

旧小松家住宅土蔵

主屋の西に建つ、土蔵造二階建の家財蔵である。切妻造の南北棟で桟瓦葺とする。外壁は白漆喰塗で水切瓦を二段付け、西面は腰を竪板張とする。南面に戸口を設け瓦庇を付す。内部は各階板敷とし、小屋は地棟に登梁を架ける形式。敷地西面の景観を形成する土蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小松家住宅店舗兼主屋高知県香南市赤岡町字本町北ノ東772-1

旧小松家住宅店舗兼主屋

旧土佐街道に南面して建つ、元酒造業兼煉瓦製造販売の店舗兼主屋である。間口一杯に庇を通し、二階外壁を弁柄漆喰塗とする。西に落棟で座敷と次の間が接続する。正面土間ミセ、東の通り土間、裏の窯屋を自家製の煉瓦敷とする。街道沿いに独特の景観を呈する。