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高知県・安芸郡奈半利町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧弘瀬家住宅主屋高知県安芸郡奈半利町字竪横町乙1670

旧弘瀬家住宅主屋

南北に通る街道西側にある。東面して建つ主屋は木造つし二階建の店舗兼用住宅で、屋根は切妻造、桟瓦葺、正面と背面に下屋庇を設ける。正面の細長い縦格子窓、土佐漆喰に水切瓦をつけた妻面などに地域特有の伝統形式を呈し、良好な町並み景観を形成している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))濱田典彌家住宅石垣塀高知県安芸郡奈半利町乙1028-1

濱田典彌家住宅石垣塀

屋敷地の東南隅を区切る塀。浜石を用いたコンクリート練積塀で,厚さ0.3m,高さ1.9m,折れ曲がり延長24mに造る。出隅部はセメント煉瓦を隅石状に積み,頂部にも同様のセメント煉瓦の笠石を置く。当地で「豆板塀」と呼ばれる石垣塀の一例。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))濱田典彌家住宅土蔵高知県安芸郡奈半利町乙1028-1

濱田典彌家住宅土蔵

主屋の南西方に位置する。桁行5間梁間3間規模,切妻造,桟瓦葺の2階建土蔵で,北面に下屋庇を差し掛けて観音扉付き戸口2箇所を開ける。石積基礎の上に建ち,腰を海鼠壁,上部を土佐漆喰塗とし,妻面には6段の水切瓦を付けるなど丁寧なつくりである。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))濱田典彌家住宅米あずかり場高知県安芸郡奈半利町乙1028-1

濱田典彌家住宅米あずかり場

かま屋の北に接して南北棟で建ち,西面縁廊下で主屋北東隅に連絡する。桁行3間梁行2間半,入母屋造,桟瓦葺の木造平屋建で,四面に下屋を廻した形態をとる。内部は5畳大の床上部と3畳大の土間から構成される。地主住宅の屋敷構えの一端を物語る施設。