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高知県・安芸郡安田町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧市川医院高知県安芸郡安田町安田字東新町1672-1

旧市川医院

木造平屋建、桁行18.7メートル梁間5メートル、寄棟造桟瓦葺。外壁下見板張で、玄関正面を洋風の切妻屋根とし、フィニアルを飾る。内部はレントゲン室や診察室などを1列に並べる構成とする。瀟洒な医院建築と旧柏原家住宅が並び、特徴的な景観を形成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧柏原家住宅東土塀及び西土塀高知県安芸郡安田町安田字東新町1674-1他

旧柏原家住宅東土塀及び西土塀

表門の東西に折曲がりに延びる塀で、高さ2.1メートル、長さは東側5.5メートル西側11.5メートルで、切妻造桟瓦葺。50センチメートル大の自然石を積上げて基礎とし、壁面を土佐漆喰で仕上げる。高知県内の邸宅に見られるつくりで、地方的特徴を示す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧柏原家住宅表門高知県安芸郡安田町安田字東新町1674-1他

旧柏原家住宅表門

敷地の北辺、東西の土塀から後方に控えて東西棟で建つ薬医門。間口2メートルに本柱を立て、冠木を渡して女梁を受け、控柱との間に男梁を架ける。切妻造桟瓦葺で破風に鰭付きの懸魚を飾り、開き戸にケヤキ1枚板を張る。良材を用いた端正なつくりの表門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧柏原家住宅主屋及び離れ高知県安芸郡安田町安田字東新町1674-1他

旧柏原家住宅主屋及び離れ

北側敷地の中央に北面して建ち、主屋の西側に離れを附属する。木造平屋建、建築面積167平方メートル、主屋、離れとも入母屋造桟瓦葺。主屋は正面中央に式台玄関を構え、主屋西側の座敷2室と、離れ北室に座敷飾りを備える。洗練されたつくりの和風住宅。