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高知県・安芸郡芸西村
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))末延家住宅(旧末延堂医院)長屋門高知県安芸郡芸西村和食甲1586-1
和食地区を南北に貫く県道羽尾琴浜線に沿って東面して建つ。木造平屋建,瓦葺寄棟屋根,南北棟の長屋門で,正面中央に門を開き,主屋の居住用玄関に通じる。長屋門の北にはかま屋と意匠をあわせた屋根塀を,南には診療所用の門に連なるコンクリート塀を付す。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))末延家住宅(旧末延堂医院)かま屋高知県安芸郡芸西村和食甲1586-1
主屋の北側に敷地境に沿って建つ。桁行7間,梁間1間半の細長い建屋で,東側を3室の使用人用居室,西端2間分を釜屋に充てる。北面は連子窓の上部に小庇を付け,屋根は西寄りを1段高くし,さらに釜屋部分に換気抜きの小屋根を架けて変化をもたせている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))末延家住宅(旧末延堂医院)蔵高知県安芸郡芸西村和食甲1586-1
敷地の西北端に建つ東西棟,瓦葺切妻屋根,平入の2階建土蔵。内部は1室構成で,2階北面に小窓を開けただけの閉鎖的なつくりとなる。北面は水切り瓦を3段に付けた意匠で,屋敷構えの北面の景観を端部でまとめあげる役割を果たしている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))末延家住宅(旧末延堂医院)主屋高知県安芸郡芸西村和食甲1586-1
診療所と住居を兼ねた木造2階建,下見板貼の洋館。東西棟の寄棟屋根の両端を切り落とした特徴的な屋根をもち,長屋門側の東面に居宅用の玄関を,また,南面の切妻屋根の張出しに診療所用の玄関を設ける。妻面の持送り意匠に時代的な特徴がよく表れている。