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宮城県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))海老喜旧醤油仕込蔵(海老喜ホール)宮城県登米市登米町登米字寺池三日町22

敷地後方、南側通り沿いに東面して建つ長大な土蔵。切妻造桟瓦葺妻入、和小屋組で、大梁の上に桁行梁と三重梁を整然とかけ渡し、発達した構造をみせる。棟梁佐藤朝吉の技量が発揮された建物であり、近代における当地域の木造建築技術の水準を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))海老喜旧酒蔵(蔵の資料館)宮城県登米市登米町登米字寺池三日町22

敷地後方の北西隅に南面して建つ。明治四一年まで酒蔵に使用され、二階に酒神を祀る神棚が設けられている。東西棟の切妻造桟瓦葺、外壁漆喰塗で、腰を竪板張とする。内部は三重梁の梁組を一間ごとに配し貫で連結する。伝統的な酒造の有様を伝える長大な蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))海老喜文庫蔵宮城県登米市登米町登米字寺池三日町22

敷地後方の中央部に東面して建つ。切妻造桟瓦葺妻入で、東面に下屋と扉口を設ける。外壁漆喰塗で、腰の海鼠壁を一階は芋目地、二階は四半張目地とする。窓は、庇二軒、腕木は二段で透彫の板を嵌め、持送りに繰形彫刻を施すなど凝った意匠をみせる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))海老喜味噌醤油仕込蔵宮城県登米市登米町登米字寺池三日町22

主屋背面に東西棟で建つ。外壁は漆喰塗で腰を海鼠壁とし、主屋と作業場への戸口二箇所を開く。柱は半間ごとに立て、小屋組は曲梁を用いた和小屋と登梁を交互にかけ、高い作業区間を確保している。敷地内で最も古い建物で、創業時の商いの様相をよく留める。