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宮城県・石巻市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧佐々木家住宅板倉宮城県石巻市北上町十三浜字吉浜403-3他
北上川河口の丘陵頂部に移築したかつての米倉。平屋建切妻造妻入の東西棟で置屋根形式のスレート葺とし東妻を戸口として庇を付す。内部は1室の板敷で上部は二段に梁を重ねた和小屋を現す。側柱を密に立てた当地域特有の板蔵で小規模ながらも存在感を示す。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木家住宅板倉宮城県石巻市北上町十三浜字吉浜403-16
北上川河口に移築したかつての米倉。平屋建切妻造妻入東西棟で置屋根形式のスレート葺とし南に下屋を付す。内部は一室の板敷で、上部に三段に梁を重ねた和小屋を現す。当地域に特有の板蔵で、庇の持送や置屋根の面戸板を精緻な彫刻で飾り大工の力量を示す。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))臣屋阿部家住宅隠居屋宮城県石巻市田代浜字仁斗田28
敷地南面の階段脇に西面して建つ。入母屋造二階建、簓子下見板張の外観は、入母屋玄関の張出しと二階西南二面に廻す手摺付出窓がアクセントとなる。二階座敷は東面の座敷飾と海を臨む出窓が特徴的な接客空間をつくる。漁家の屋敷構えに近代的な彩りを添える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))臣屋阿部家住宅主屋宮城県石巻市田代浜字仁斗田28
田代島南部の高台に建つ民家。敷地中央に南面する入母屋造平屋建で、正面に玄関と応接室を突出する。東を土間、西を食違い二列四室とし、表側下手を仏壇・神棚を備えた十五畳のおかみ、奥側上手を座敷とする。石巻湾の島嶼集落の歴史的景観を形成している。