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宮城県・気仙沼市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))男山本店酒造蔵宮城県気仙沼市入沢175

男山本店酒造蔵

気仙沼湾最奥の内湾地区に位置し、敷地北東隅に建つ。木造一部土蔵造桟瓦葺で、南面に金属板葺の下屋を付す。内部は東から三号蔵、仕込蔵、中蔵が並び、下屋に煙突付釜場・槽場等を配す。三棟を一体化した大きな外観は、醸造施設の景観を印象付ける。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧平野本店店舗兼主屋宮城県気仙沼市新町70

旧平野本店店舗兼主屋

東浜街道と気仙沼街道が合流する角地に東面して建つ木造二階建で、南の洋風建築の店舗と北の寄棟造鉄板葺の住宅からなる。店舗は二階に半円アーチ窓を並べ、大ぶりのパラペットを立ち上げるなど華やかに仕上げる。地域のランドマークとして親しまれている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))男山本店客座敷宮城県気仙沼市入沢174他

男山本店客座敷

気仙沼港に面した谷あいに立地する酒蔵の正面角地に建つ。入母屋造平入で、正面片側に突出部、中央に玄関を設け、周囲に下屋を廻す。主体部は座敷二室を配して廊下を廻し、突出部はもと土間の控室とする。住宅風の接客施設で酒蔵の表構えに彩りを添えている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))千田家住宅石蔵宮城県気仙沼市南町2-122-1

千田家住宅石蔵

主屋の東側北寄りに東西棟で建つ。石造二階建で南に土蔵が接続する。「塩釜石」と称する凝灰岩を布積とする。窓の庇に幾何学形状の持送りを付け、軒蛇腹を人造石研出し仕上げとするなど凝った意匠である。前年の大火後に建てられ、耐火性を意識した石蔵である。