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宮城県・伊具郡丸森町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))蔵の郷土館齋理屋敷裏門及び塀宮城県伊具郡丸森町字町西25
敷地西側、業の蔵と住の蔵の間に裏門が建つ。一間棟門、切妻造銅板葺。こけら軒付をもち、螻羽や軒付に丁寧な意匠が施される。間口一・八メートルで、北扉に潜戸をもつ両開扉を吊る。塀は木造、切妻造銅板葺で延長五・〇メートルに及ぶ。瀟洒な構えを見せる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))蔵の郷土館齋理屋敷表門宮城県伊具郡丸森町字町西25
通りに面して店蔵と嫁の蔵の間に建つ。一間薬医門で、南北棟の切妻造銅板葺。総欅造。二・三メートルの間口に一枚板の両開扉を吊り、袖塀や潜戸を設ける。男梁と女梁の間に斗組を介させるなど凝ったつくりになる。土蔵造二棟の間に建ち、表構えに変化を与える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))蔵の郷土館齋理屋敷電線用石柱宮城県伊具郡丸森町字町西25
外灯の東南、石風呂の北西に近接して建つ。石造、高さ五・四メートル。丸森産花崗岩製で、円形礎石上に建つ電柱で、中央付近に碍子を付す。齋藤家の出資で大正期に電灯会社を操業し、町内に電気を供給しており、外灯とともに地域の近代化を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))蔵の郷土館齋理屋敷外灯宮城県伊具郡丸森町字町西25
店蔵と住の蔵の間、庭のほぼ中央に建つ。石造、高さ三・三メートル。石柱と照明の部分からなり、石柱は丸森産の花崗岩製の円柱。照明部はガラス製の球形火屋を戴く鉄製の中央支柱を建て、周囲にS字形支承をまわす。庭園に近代的な佇まいを示す。