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福岡県・北九州市門司区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))門司港涼山亭(旧丸山山荘)離れノ間棟福岡県北九州市門司区丸山二丁目1363-15他

門司港涼山亭(旧丸山山荘)離れノ間棟

敷地の山側隅の高台に建つ。谷側入母屋造、山側寄棟造で、座敷と控えの二室からなる。敷地側に開口部を設け、庭を介して敷地を見渡す眺望を確保する。道路側は鉱滓煉瓦塀で閉じる。主屋棟、客間棟と同じく、都市近郊で営まれた接客施設の様相を伝えている

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))門司港涼山亭(旧丸山山荘)客間棟福岡県北九州市門司区丸山二丁目1363-15他

門司港涼山亭(旧丸山山荘)客間棟

敷地の谷側隅に建つ。渡廊下で主屋棟と接続し、道路沿いの一体的な屋敷構えを構成する。入母屋造桟瓦葺で座敷二室と茶室からなり、奥の座敷は遠方の眺望を確保するため道路側に張出して縁をつくる。都市近郊で営まれた接客施設の様相を伝えている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))門司港涼山亭(旧丸山山荘)主屋棟福岡県北九州市門司区丸山二丁目1363-15他

門司港涼山亭(旧丸山山荘)主屋棟

門司港後背の山あいに建つ実業家の旧別宅。坂道の湾曲部に面した敷地の中央部に庭を設け、周囲に各建物を配する。主屋棟は庭側の座敷三室と道路側の水回りからなり、道路に沿って屋根が輻輳する複雑な外観を呈する。戦前の門司港の隆盛を今に伝えている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))八名家住宅(旧庄野家住宅)離れ福岡県北九州市門司区柳町三丁目16-10他

八名家住宅(旧庄野家住宅)離れ

主屋の東に南面して建つ離れ。平屋建入母屋造桟瓦葺の東西棟で四周に下屋を付し、西端で主屋と接続する。内部は2間続きの座敷で、東室を床構え付き座敷とし、南に縁を通す。床廻りは材料吟味し、繊細な組子を用いた欄間や付書院など洗練された離れ座敷。