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福岡県・大川市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))九州建具木工所倉庫福岡県大川市大字小保字中ノ船津124他
木工業で繁栄した筑後川河口の小保に建つ木工所の倉庫。切妻造妻入で正面二階中央に四連の縦長窓を開け、前面に迫出しパラペットを立上げる。小屋組は対束間の母屋を束で受けた変則的なクイーンポスト・トラス。モダンな外観が戦後の木工業の繁栄を物語る。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))浄福寺山門福岡県大川市大字小保字上町市場40-1
木工で知られる歴史的町並みの通りに開く浄土真宗寺院の山門。切妻造桟瓦葺の薬医門で、軒は半繁垂木で天井を張る。八双金具等で飾った板扉を建て、西脇間に潜り戸、両側面の男梁先に支柱を入れて袖壁を設ける。五平の本柱等木柄太く質実で、格式を窺わせる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))浄福寺離れ座敷福岡県大川市大字小保字上町市場40-1
榎津の町並みにある浄土真宗寺院の座敷棟で本堂背面に位置。入母屋造桟瓦葺、続き間座敷の周囲に廊下を巡らし、北西に便所角屋を付す。付け書院床構えの座敷は床脇を廊下に張出して一畳増やした七畳間で、旧吉原家住宅と似た独特な床構えとし、地域色を示す。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))浄福寺本堂福岡県大川市大字小保字上町市場40-1
木工で知られる榎津の町並みに所在する浄土真宗寺院の本堂。入母屋造平入本瓦葺、正面側に縁を巡らし向拝を付す。向拝廻りや内外陣境欄間等に華やかな彫刻を施す。内部は外陣、矢来内、内陣及び左右に余間を設け、典型的な真宗寺院本堂で歴史的町並みを構成。