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福岡県・宗像市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))勝屋酒造煙突福岡県宗像市赤間4-957
店舗兼主屋の後方西寄りに位置する煉瓦造の煙突である。基底部は一辺一・〇メートルの正六角形平面で、高さ一三メートルを測る。躯体はイギリス積を基本として頂部とその下方に蛇腹を廻らし、隅部に山形鋼を添えて補強する。酒造場らしいランドマークとなる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))勝屋酒造店舗兼主屋福岡県宗像市赤間4-957
旧唐津街道に面し、前面に下屋を通す。外壁は漆喰塗込めで両隅に隅石を表す。上下階の前面に格子をたて、下屋の軒を繰形付の腕木で持ち出す。右手に通り土間を配して左手を二列の居室とし、もとミセの事務室や座敷を配する。宿場の面影を伝える造酒屋である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧出光家住宅主屋福岡県宗像市赤間4-888
旧唐津街道に面する町家で、左手の土間部は屋根を落棟とする。中央の通り土間の右手にミセ、中の間などを並べ、中の間は吹抜けとして上部に高欄を飾る。旧の土間は広く、藍甕が据えられていた。正面柱筋に摺上戸を残すなど、赤間宿の町家の形態をよく留める。
国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))福岡県田熊石畑遺跡出土品福岡県宗像市深田588
弥生時代中期前半の木棺墓群に副葬された青銅器、玉類の一括。特筆されるのは15口に及ぶ多量の武器形の青銅器であり、甕棺文化圏の外にあたる宗像地域にも有力者集団が存在していたことを示す重要な資料。