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福岡県・うきは市
国指定文化財(重要伝統的建造物群保存地区)うきは市新川田篭福岡県うきは市
うきは市新川田篭伝統的建造物群保存地区には、耳(み)納(のう)山系の山間部、隈上川沿いの谷筋に、井手を利用して稲作を営んでいる集落が分布する。近世以降の寄棟造(よせむねづくり)の茅葺の主屋や、明治時代以降に普及した入母屋造(いりもやづくり)の瓦葺の主屋が良好に残り、宅地や棚田をなす石垣、社殿、辻堂(つじどう)、石造物、樹木、河川等と一体となって特徴的な歴史的風致を形成しており、我が国にとって価値が高い。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南久保田家住宅裏門福岡県うきは市吉井町福永字屋敷160-2
主屋の南西側、農業倉庫の東隣に東西棟で並び建ち、桁行5.2メートル梁間2.1メートル、木造平屋建、切妻造桟瓦葺である。南面東寄りに門を開き、両開き板戸を吊る。外壁は漆喰塗及び竪板張とする。小規模ながら堅実なつくりになる裏門である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南久保田家住宅材木置場及び脇門福岡県うきは市吉井町福永字屋敷160-2
主屋南東隅に5畳大の脇部屋を建て、その東側に脇門を開き、さらに矩折れに材木置場を延ばす。延長23.5メートル、木造、切妻造桟瓦葺である。材木置場は、表庭側を漆喰塗とし、裏側は吹放ちとして材木等を納める。屋敷の表構えと実用を兼ねた建物。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))南久保田家住宅農業倉庫福岡県うきは市吉井町福永字屋敷160-2
敷地南西隅に東西棟で建ち、桁行12.9メートル梁間6.9メートル、木造2階建、切妻造桟瓦葺で、南面1間通りを下屋として、屋敷外からの出入りの可能なつくりとする。外壁は竪板張とし、内部は納屋などに仕切る。農作との関連を示す大型倉庫である。