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福岡県・朝倉郡筑前町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))多田家住宅土塀福岡県朝倉郡筑前町森山字耳取417-1

主屋南東側の一郭や、敷地北東側の附属屋の間に折曲がりにのびる土塀で、総延長一〇六メートルを測る。木造、切妻造桟瓦葺で、屋根に左桟瓦を葺く。布石基礎上に建ち、壁は漆喰塗で腰を杉皮張や簓子下見板張とする。落ち着いた風情のある屋敷景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))多田家住宅石塀福岡県朝倉郡筑前町森山字耳取417-1

敷地南辺の西寄り、表門から東西に折れ曲がりにのびる。自然石の石垣上に布石を伏せ、江戸切り仕上げの積石を積み上げる。積石は、表門両側では五段積み、通り沿いでは三段積とし、総延長四七・八メートルを測る。旧家らしい風格ある屋敷構えをみせる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))多田家住宅勝手門福岡県朝倉郡筑前町森山字耳取417-1

敷地東辺の北寄り、的場と物置の間に建つ。間口二・〇メートルの腕木門形式で、柱間に板戸を両開きに吊る。屋根は切妻造桟瓦葺とし、東面屋根には左桟瓦を葺く。南北面に付属する土塀も左桟瓦を葺いており、地方的特色のある屋敷景観を形成している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))多田家住宅裏門福岡県朝倉郡筑前町森山字耳取417-1

敷地東辺中央に建ち、潜戸付きの板戸を両開きに吊る。間口二・一メートルの薬医門形式で、切妻造桟瓦葺とする。屋敷地前面を通る日田街道が、明治初年までは当門の位置を通過していたとする由緒に因む門で、屋敷地の変遷を伝える記念的意味を持つ裏門。