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佐賀県・藤津郡太良町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅石垣佐賀県藤津郡太良町大字伊福字椎木坂甲1978
門柱の東側に北へ矩折れに延びる三〇メートルと門柱の西側から庭園を囲うように延びる六七メートルの石垣。切石を二段積み、塀を載せるため上端は平坦とする。丁寧な造りで保存状態も良く、往時の屋敷構えを知る上で欠かすことができない。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅門柱佐賀県藤津郡太良町大字伊福字椎木坂甲1978
主屋の式台玄関の南方に開く門。間口三・八メートルで、石柱二本を立てる。石柱は凝灰岩で一辺四四センチメートルの方形で、高さ三・一メートル。隅を几帳面取し、頂部には切石を一段と、蛇腹の装飾を持つ笠石を載せ、重厚な表構えをかたちづくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅下の取水口佐賀県藤津郡太良町大字伊福字椎木坂甲1978
敷地北面の崖の東側にある煉瓦造の貯水槽。槽径は約一・五メートルで、取水口は幅一・五メートル、高さ二・二メートルのアーチ門を開く。上の取水口より規模が小さいものの、技法や意匠は共通しており、保存状態も良い。敷地内の給水設備の様相を今に伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅上の取水口佐賀県藤津郡太良町大字伊福字椎木坂甲1978
敷地北面の崖に山から浸透する水を溜める煉瓦造の貯水槽。水槽の北側にあり、槽径約三メートル、深さ約六メートルで、取水口は幅二・四メートル、高さ一・七メートルのアーチ門を開く。貯水槽として最も規模が大きく、豊富な水量で敷地内の給水を担った。