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長崎県・佐世保市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))観潮橋長崎県佐世保市早岐二丁目~有福町
針尾島東方の早岐瀬戸の狭窄部に架かる道路橋。橋長三六メートル、幅員七・五メートル、ポニーワーレントラス形式の鋼製単桁橋。平戸八景の一つで急潮で知られる「潮之目」の地に架かる。針尾島西方の西海橋とともに、戦後長崎の発展を支えた幹線道路施設。
国指定文化財(重要文化財)西海橋長崎県佐世保市針尾東町~西海市西彼町小迎郷
西海橋は,大村湾と佐世保湾を結ぶ,伊ノ浦瀬戸(針尾瀬戸)にかかる道路橋で,建設省の設計により,昭和30年に竣工した。
中央の鋼製アーチは,建設当時我が国最大の支間(スパン)216mで,戦後の物資不足の中,力学的合理性に基づく繊細な部材構成を実現している。設計,製作,施工のすべての面で卓越した技術が駆使された,我が国初の海峡横断橋で,その後世界最大級の規模を実現する戦後長大橋の出発点といえる。なお本件は,紅葉谷川庭園砂防施設とならび,戦後土木施設として初めての重要文化財指定である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧佐世保鎮守府武庫預兵器庫長崎県佐世保市立神町23
佐世保港立神地区に建つ煉瓦造二階建、切妻造スレート葺。桁行三六メートル梁間九メートルの南棟の北壁を共有して同規模の北棟を増築。壁体は煉瓦二枚半積で腰と軒に蛇腹を廻らす。戸口と窓は鉄製両開扉付。小屋組はキングポストトラス。重厚な趣の倉庫建築。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))佐世保重工業二五〇トン起重機長崎県佐世保市立神町22
佐世保港の係船池に建つ鉄骨造ハンマーヘッド型起重機。全高六二メートル、主塔高四一メートル、腕長八一メートルを測る。英国サー・ウィリアム・アロル社製造、電動機はウェスティングハウス社製。当時国内最大の揚重能力を誇り、近代佐世保の港湾景観を伝える。