カテゴリで見る
長崎県・島原市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))堤内家住宅門及び石塀長崎県島原市先魁町1159-1
島原城跡三の丸南東部に位置する住宅の門及び石塀。門は基礎石上に立つ高さ2・3メートルの石造角柱で表面は粗い割石仕上とする。門両脇に続く石塀は安山岩を切込み矧ぎで積上げ、出隅に反りを付け上部に割石を積む。通りに面し旧城下の歴史的景観をつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))堤内家住宅主屋長崎県島原市先魁町1159-1
島原城跡三の丸の南東部に位置する住宅の主屋。平屋建桟瓦葺で、東南庭に面して部屋を雁行して並べて縁を廻らし、西に玄関、南西に床構え付き座敷、北東に離れを配す。座敷の書院は組子を用いた繊細なつくり。旧城下の歴史的な景観を構成する近代和風住宅。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))銀水長崎県島原市白土桃山二丁目1093
島原城の南方、浜の川湧水の東に北面して建つ名物冷菓かんざらしの店舗。木造二階建、桟瓦葺、一階東半を土間とし、玄関正面の水溜に湧水を引いてミセとする。西半は床付の和室で仏壇を備え、二階は瀟洒な座敷二室を設ける。湧水の歴史的風致を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中村家住宅長屋門長崎県島原市萩原一丁目5080
島原城の南西方にある住宅の長屋門。街路に東面して建つ入母屋造桟瓦葺の平屋建で、中央に門口を開き、南北に各一室を配する。外壁は真壁造の漆喰塗、正面は腰下見板張、側背面は腰縦板張とする。町年寄宅の旧正門で、城下の町屋敷門の一形式を伝える。