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長崎県・平戸市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧角屋主屋長崎県平戸市田助町字浦方68

旧角屋主屋

田助湾に面する敷地に西面する。L字形平面の木造二階建、入母屋造桟瓦葺で下屋を廻らし、正面中央に入母屋玄関を構える。正面と海側の背面は広い開口にガラス戸をたてる。一階東寄りを土間とする他は上下階とも中廊下沿いに居室を配し、造作も洗練される。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))仙禽庫長崎県平戸市鏡川町字御舘13-3

仙禽庫

松浦史料博物館の北方に金剛庫と並んで東西棟で南面して建つ。二階建の土蔵で、桁行六間梁間二間半、寄棟造桟瓦葺、平入とし、正面入口に下屋を設ける。床高が高く、防湿に配慮されており、平戸城内の文庫を移築したという伝承に相応しい仕様となっている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))金剛庫長崎県平戸市鏡川町字御舘13-3

金剛庫

松浦史料博物館の北方に南北棟で南面して建つ。二階建の土蔵で、桁行五間梁間二間半、切妻造桟瓦葺とし、正面入口に下屋を設ける。外壁は竪板張で、正面の扉には鉄板を張る。城内の土蔵を移築したと伝わり、藩政期の平戸城に由来する希少な遺構である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))松浦家住宅御守堂長崎県平戸市鏡川町字御舘14イ

松浦家住宅御守堂

主屋の座敷棟から西に一段高い中腹に位置し、主屋とは登廊でつなぐ。南面して建ち、正面入母屋造、背面切妻造とする妻入建物。正面を板の間、その奥を上段の板の間とし、神棚状の御霊壇を配する。旧藩主家の祖霊を祀る施設で、内部造作にも気品を備える。