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長崎県・東彼杵波佐見町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧福幸製陶所絵書座長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷字西ノ前2185-2他

旧福幸製陶所絵書座

東西棟で建ち、木造平屋建、桁行23メートル梁間7.7メートル、切妻造桟瓦葺で、南面に事務所を張出す。小屋をトラス組とする内部を、成形した陶磁器の乾燥と、絵付けを行う作業場として使用した。波佐見焼を代表する製陶工場を構成する工場建築のひとつ。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧福幸製陶所細工場長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷字西ノ前2185-2他

旧福幸製陶所細工場

東西棟で建ち、木造平屋建、桁行32.6メートル梁間7.7メートル、切妻造桟瓦葺で、南面に下屋を通す。小屋をトラス組とし、開放的な内部を粘土置場や陶磁器の成形などの作業場に用いた。昭和初期における製陶工場の様相を今に留める。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧福幸製陶所事務所長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷字西ノ前2185-2他

旧福幸製陶所事務所

通りに面し、木造平屋1部2階建、建築面積124平方メートル、切妻造桟瓦葺で、北側にもと事務所玄関であった切妻の張出しを設け、南面を下屋につくる。外壁は下見板張でペンキ塗とし、ガラス窓を連続させる。昭和初期の事務所建築で、街路景観を整える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))福重家住宅主屋長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷字西ノ前2186-2

福重家住宅主屋

木造平屋1部2階建、建築面積406平方メートル、入母屋造桟瓦葺、4周に下屋を廻らす。北側を土間と応接間、南側の床上部を居室として、周囲に縁を廻らす。東側に開放的な構成の座敷を並べ、西側をナンドなどとする。良質なつくりの近代和風住宅。