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熊本県・球磨郡湯前町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))くま川鉄道湯前駅本屋熊本県球磨郡湯前町字上牧原1760-3

くま川鉄道湯前駅本屋

高橋川橋梁の約五〇〇メートル東方に位置する。桁行一〇間半梁間二間半、切妻造の木造平屋建で、正面に一間幅の車寄、背面に閉塞取扱所を張出す。外壁下見板張で内部には出札口の造作をよく残す。くま川鉄道の終着駅で、沿線で唯一戦前の姿を留める駅舎建築。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))くま川鉄道高橋川橋梁熊本県球磨郡湯前町字上洗口~字梅木

くま川鉄道高橋川橋梁

百太郎橋梁の約二キロメートル東方に位置する。橋長四・七メートル、単線仕様の鋼製単桁橋で、石積翼壁を含め、往事の姿を良好に留める、ほぼ左右対称の外観とする。桁は一二フィートのⅠビームで、Ⅰ形鋼には米国カーネギー社製を用いる。

国指定文化財(重要文化財)八勝寺阿弥陀堂熊本県球磨郡湯前町字長谷場

八勝寺阿弥陀堂

八勝寺阿弥陀堂は,人吉盆地東端,湯前町の南部にある。草創は鎌倉時代と考えられる。
 阿弥陀堂は,平地に西面して立ち,桁行3間,梁間3間,入母屋造,桟瓦葺で,正面に向拝を付ける。堂内は板敷の一室で,格天井を張る。中央背後の壁に接し
て禅宗様須弥壇を構え,方1間の禅宗様厨子を置く。
 八勝寺阿弥陀堂は,15世紀後半に遡るとみられる遺構で,人吉・球磨地方独特の中世社寺建築の古い様式をよく伝え,同地方を代表する中世三間仏堂の一つとして,高い価値がある。
 時代が異なるが,16世紀後半の厨子が残ることも貴重である。

国指定文化財(重要文化財)明導寺七重石塔(城泉寺七重石塔)熊本県球磨郡湯前町瀬戸口区

明導寺七重石塔(城泉寺七重石塔)